今週の説教要旨(2019. 9. 8)

9月8日花

説教題「 主のために 」
ローマの信徒への手紙 14章1~9節
 古い者だとお思いでしょうが、昭和29年版讃美歌354「飼い主わが主よ」は我が行く道のよすがであり、我が人生の告白そのものであります。我は主に贖われたので主のものであり、主のものなので、ただ主に頼り、主に在りて生き、主をのみ愛するのです。
主をのみ愛するとは、他を愛さないことではありません。主を愛するゆえに主が生かしているすべてを愛するのです。主をのみ愛するとは、主の他に「わたしに従え」というものがあったとしても、意義を覚えず、他には従わない。主のみに従う、ということです。
つまり我はどう生きるかがここにあるともと言えるのです。他の人はいいのです。
我らは、と歌にありますが、他の人のことはいい。我は主のものなので、主に在って生きるのです。どんなに親しいほかの人のこともいいのです。あなたがどうするかがあなたに問われているだけです。あなたは、どのように生きて主に従うのかが問題なのです。各自が自分の心の確信に基づいて決めればよいことです(5節)。他の人のことはよい。それはその人はその人の主人によって立つからです(4節)。すべての人はその主によって、立ちもすれば倒れもするのです。
大丈夫、われらは主のものです。我らは立ちます。