宣教への招き(2020.12. 6)

12月6日花

宣教への招き
説教題「 天使とともに新しい歌を 」 
ルカによる福音書 2章 8節~14節
 2本目のキャンドルは私たちの闇に平和を告げる。暗闇に住む人々は主の栄光を恐れた。闇を照らす神様の光を恐れた。自分たちの本当の姿を照らす光を恐れた。
「その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。・・・」彼らこそ本当に恐るべきものを知っていた。
しかし天使は言う。「恐れるな。私はすべての者に与えられる大きな喜びをあなたがたに告げるのだから」今や、神がすべての者に与えるのは、恐れではなく大きな喜びである。本当に恐れる者こそ本当に喜ぶ。私たちは本当に恐れているだろうか。私たちはクリスマスを本当に喜んでいるだろうか。
「あなたがたのために救い主がお生まれになる。」まだびくびくしている羊飼いたちに天使は告げた。神はあなたがたを愛しておられる。罰しようというのではない。絶対に味方でいらっしゃる。そのしるしが、飼い葉桶の中のみどりごだ。あなたがたこそは見つけるだろう。この方こそ主キリストである。  
つまり、恐れている者たちよ、恐れるのをやめて安心してこっちに来い。平和をもたらすために神は御子を地上にお送りになった。神は人が御子を見出してご自身の平和を受け取ることを望んでおられる。恐れるな、手を伸ばして受けよ、平和を。
やがて神を恐れていた羊飼いたちはそのしるしを探しに行き、見出して喜ぶであろう。真に神を恐れる者こそ、真に喜ぶ。救い主を自身のうちに迎え入れて神の平和を味わうであろう。天使たちとともに大いに喜び楽しむであろう。
私たちも羊飼いたちとともに真に神様を恐れ、真に神様を喜びたい。そしてそのときには、天使の大軍とともにあの平和の歌を、あの新しい歌を歌うのだ。
「いと高きところには栄光、神にあれ。地には平和、御心に適う人にあれ。」

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