宣教への招き(2020.12. 13)

12月13日花③

宣教への招き
説教題「 ハレルヤ! 主のしもべらよ 」 
ルカによる福音書 2章 15節~20節
 なんじゃ?なんじゃ、なんじゃ?誰もいなくなってしまった。もとの闇に戻されてしまった。あれはなんだったのだろう。わたしたちは光に照らし出されて驚き、すっかり恐れに打たれてしまった。天使の訪れだった、さらに突然、夜空いっぱいの天使の大軍が加わって荘厳な賛美を聞いた。「恐れるな、平和を与える、喜べ」というような・・・すると、そのまま天使たちはわたしたちを離れて天に去ってしまった。なにも残さずに、わたしたちを闇に取り残したまま?
いや、神に遣わされた天使たちは羊飼い達に神の言を残した。「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになる。この方こそ主キリストである。」布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう、、、と聞いたような記憶が、、、「よし、ベツレヘムへ行こう」
彼らは神を信じ、神の使い、天使を信じ、自分たちの救い主を待ち望んでいた。それで、急いでいった。そしてついに、探し当てた。みどりごを見出した。 
羊飼いたちは、見聞きしたことが天使の話した通りだったので神をあがめ、神はわれらと共にいらっしゃる「インマヌエル!」と感謝して、大いに喜んだ。彼らの闇に喜びの灯がともった。彼らは救い主に会えた喜びを胸にして、賛美しながら帰って行った(20節)。この様子こそ、主に従う者たちの態度だと言われている。
クリスマスとは、あの「なんじゃ?」という大きな驚き、心の動きをもたらす。「天地のあるじ 世にあらわる、造られしものは 動きうたえ」(讃美歌21—268)
それは、今のこの私たちも、今日救い主を探し当ててお会いして、神様がわれらと共にいらっしゃることを確認して、喜ぶことだ(信仰とは望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認すること、ヘブライ11・1)。3本目の羊飼いのキャンドル、その意味は「喜び」。まずは、喜ぼう。救い主とはなんなのか考えるのはあとにしよう。いずれにしてもその乳飲み子はあなたを神に導く救い主なのだから。

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