宣教への招き(2021.05.16)

5月15日花

宣教への招き
宣教題「 すべてのものを満たすために 」 
ルカによる福音書24章44節~53節

 13日(木)が主の昇天日でした。ドイツやフランス、オランダ、ベルギーなどでは国民の祝日で休日になります。アメリカでは次の日曜日を「昇天主日」としています。主の昇天の意義は何でしょうか。
1. 主イエスが元の栄光のうちに戻って帰天された。主は父のもとから地上に遣わされて従順にどんな人よりも低くなられ十字架に死に陰府に降られたのち復活し人々を祝福して昇天し父の右の座についたまことの神である。昇天によって、イエス様が復活者であり神として礼拝すべき方と私たちは分かったのです。
2. 人の必ずたどる道を示されました。主は天の父のもとにあなたがたのために場所を用意しに行くのだ(ヨハネ14章)と仰ったことを思い出します。主はまことの人として人の歩みのさきがけとなられたのです。私たちもやがて天に帰るのです。地上ではこの世の勢力支配者に屈せず天を見上げる生き方になります。天に上げられた主こそすべてのものの主だからです。われらは主のものです。
3. 主はかつて約束をして語られた天の高い所からの大いなる力を送ります。その力に覆われて、これらのことの証人は地の果てまで派遣され、悔い改めを宣べ伝え、世界中に教会を誕生させました。それは「この降りてこられた方が、すべてのものを満たすために、もろもろの天よりも更に高く昇られた」(エフェソ4:10)とある通りです。昇天された主は教会の主、世界の主なる神なのです。
 さあ、このような素晴らしい福音が「主の昇天」です。しかしわたし自身は、主キリストを今日の弟子たちがしたように伏し拝み礼拝するときに、わたしは罪を赦されて救われたものとして本当に「悔い改め」が足りないものだと反省しきりです。
また主の証人として、罪の赦しを得させる悔い改めを宣べ伝えているのでしょうか。
 「神はイスラエルを悔い改めさせ、その罪を赦すために、この方を導き手とし、救い主として、御自分の右に上げられました。」(使徒5:31)ともあるのです。
ともあれ今日は、聖書にある通り、共に大喜びで神をほめたたえましょう。

宣教をYouTubeに公開します
こどものための小説教
https://youtu.be/RYKjkQVA7Mg
宣教「すべてのものを満たすために」
https://youtu.be/EgbA34D9IZU