宣教への招き(2023.1.29)

1月28日花

宣教への招き     「新しい神殿で礼拝を」   牧師 寺田進
 コリントの信徒の手紙二6:16に「わたしたちは生ける神の宮なのです」とあり、パウロはイエス・キリストを信じる者のうちに生ける神の聖霊が住んで下さっていることを表現しています。パウロの時代、もちろんイエス様の時代にもエルサレム神殿はシオンの丘の上に金色に輝く世界史上にも名高い建造物でした。神殿をイスラエルの人々は誇りとし国民の信仰と繁栄のアイドル(偶像)とし頼りとしていたがイエス様は逆に「強盗の住む家」としてこの世の支配システム・罪と悪のシンボルとして厳しく批判した。また「あなたがたはこれらの物に見とれているが、一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る」(ルカ21:6)と。それでイエスは「神の神殿を打ち倒し三日で建て直す」と大言壮語して冒涜したと断罪されました。イエス様は十字架につけられ葬られ三日目に復活されました。たしかに神の神殿は三日で建て直されたのでしょう。すべて見えるものは滅び、朽ち果てますが、イエス様の命の贖いを通して見えない永遠の神の幕屋は確かに備えられたのです(Ⅱコリ5:1)。そしてこのイエス様を信じる人~イエス様と一つにあわせられ、イエスと共に古い罪の自分は死に、新たに復活のイエスと共に生かされる人は、イエス様と同じように神の宮だとパウロは言うのです。「あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。神の神殿を壊す者がいれば、神はその人を滅ぼすでしょう。神の神殿は聖なるものだからです。あなたがたはその神殿なのです。」(Ⅰコリ3:16~17)
なんと幸いなことでしょう。主の義と恵みの贈り物を受け取っていつもどこにいても、どんなときにも復活の神共にいまし、礼拝することがゆるされているのです。罪を赦してくださる救いの神さまが共におられ生きる道を示してくださるのです。生ける神様が語ってくださり、癒され慰められ励ましをいただくことができるのです。共に生きる友を得て、主の光と愛に照らされ、共に捧げ、仕え合い、分かち合い、共に賛美することができるのです。インマヌエル、アーメン、ハレルヤ! 

こどもたちへの小説教(イエスさまはよんでいる2)
https://youtu.be/_Yb7e07QE1k
宣教 「あなたを国々の光とする」
      キスト岡崎さゆ里牧師
https://youtu.be/ho9hgo-xnbM