今週の説教要旨(2017.5.21)

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説教題「 こう祈りなさい 」
マタイによる福音書 6章1~15節

「祈り」において、私たちはふたつの恵みが与えれています。
ひとつめの恵みは、私たちが「お父さん」と呼びかけることのできる神様の存在です。誰もが祈ることができるわけではありません。私たちは、祈りをささげる対象である神様を持っているということが恵みです。天のお父さんである神様に、私たちはどんなことでも祈ることがゆるされています。
ふたつめの恵みは、私たちがキリストによって祈る言葉を与えられることです。私たちが自由にささげているお祈りも、実はキリストによって与えられている言葉です。そして、「主の祈り」は、キリストの与えた最も大事なお祈りです。「主の祈り」は、この祈りそのものが私たちの慰めと希望の内容になっているのです。
このふたつの恵みにおいて、「祈り」自体がすでに私たちの大きな恵みになっています。この恵みをあじわいつつ、この週も歩んでまいりましょう。