今週の説教要旨(2017.6.18)

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説教題「 生きよ 」
エゼキエル書18章25~32節

「親の因果が子にたたり・・。」イスラエルでは親の罪が、その子孫に問われると考えていました。しかし、神様はエゼキエルを通して、もうそんなことはない、その人が報われるのは、その人自身のおこない(神様への信仰、正義と恵みの業)によるのだと言われます。そして、もうすでに罪を犯してしまった人も、今この瞬間に悔い改めれば、「生きる」と言われます。そして、神様は悪人も「生きて」欲しい、と訴えます。
翻って、イエス・キリストの十字架と復活の光の中を歩む私達は、旧約の律法を守らなくとも、キリストを信ずる信仰によって正しいとされます。神様は、どんな罪人であろうと、今ここでキリストを主と告白することができれば、「生きる」、そして、どんな悪人であっても「生きて」欲しいと、私達に訴えているのです。