今週の説教要旨(2018.9.30)

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説教題「 とりなし 」
詩編106篇6~23節

詩編106篇は「ハレルヤ」で始まり、「ハレルヤ」で終わる神様を賛美する詩編です。神様がイスラエルを恵みのうちに導き、祝福してくださることに対して感謝をもって賛美するのですが、この詩編ではイスラエルがことごとく神様の御心に背いてしまうことを繰り返すことを述べます。そのような背信の民であるにもかかわらず神様が辛抱強く愛してくださったことがいっそう、イスラエルの「選び」をありがたさを強調します。そして何よりも、そのたびにモーセなどの神様と民の間に入り「とりなし」をするものが神様によって立てられます。その存在の大きさを感じます
私たちの信仰も、この「とりなし」をたててくださった神様によって救われ、恵みに与ることができるという信仰です。しかも、私たちのとりなしをしてくださったのは、他でも無い神の御子、イエス・キリストなのです。このことに感謝して歩みたいと思います。