9月26日、27日に東北教区被災者支援センターエマオにてリードオルガン修理・奏法講習会がありました。
とても恵まれた講習会でしたので、遅ればせながらレポートします。
講師の伊藤信夫先生から、リードオルガンは足踏みをすることによりオルガンの下部にある空気箱の空気が掻き出されて真空状態となり、鍵盤を押してできる空気の通り道に空気が吸い込まれ、鍵盤一つずつにセットされているリードに空気が通り、音が出る仕組みであることを説明していただきました。このとき選ぶストップによって音色が変わります。
ハルモニウムは発音の仕組みがリードオルガンとは逆方向に空気が通るものだそうです。
足踏みをするときに空気がどこに向かっていたのか混乱することがありましたので、今回しっかり覚えたいポイントでした。
仙台の教会から修理依頼が来ているオルガンの内部を見るためにねじを外し始めました。
ストップは中でこのようにつながっていました。
さらに外します。
鍵盤を固定する金具
鍵盤の裏側
ピットマン(鍵盤を押すと下がるところ)とカプラー
2台分のオルガンのリード(修理のためにエマオに送られてきたもの)
リードのカバー
この金具を動かすのはストップ(リードの蓋が開いて、開いた部分にあるリードが発音する)
後ろ側のリード。右側に2段になっているものはチェレステという音色。高さの少し違う音を一緒に発音させることによってビブラートがかかる。
鍵盤を押さえたら動くところ。ここの蓋が開いて空気が通る。
一番はじっこが外れています!
木が割れていました。薄い木片を埋め込み修理しているところ。
空気の通り道、リードはこのように並んでいました。
ピットマンをセットして元に組み立て始めます。
また、伊藤園子先生に奏法のレッスンをしていただきました。オルガンの構造を理解した上で弾くということと、自然な呼吸ということが私の課題となりました。
27 10月 2019
リードオルガン修理・奏法講習会
9月26日、27日に東北教区被災者支援センターエマオにてリードオルガン修理・奏法講習会がありました。
とても恵まれた講習会でしたので、遅ればせながらレポートします。
講師の伊藤信夫先生から、リードオルガンは足踏みをすることによりオルガンの下部にある空気箱の空気が掻き出されて真空状態となり、鍵盤を押してできる空気の通り道に空気が吸い込まれ、鍵盤一つずつにセットされているリードに空気が通り、音が出る仕組みであることを説明していただきました。このとき選ぶストップによって音色が変わります。
ハルモニウムは発音の仕組みがリードオルガンとは逆方向に空気が通るものだそうです。
足踏みをするときに空気がどこに向かっていたのか混乱することがありましたので、今回しっかり覚えたいポイントでした。
仙台の教会から修理依頼が来ているオルガンの内部を見るためにねじを外し始めました。
ストップは中でこのようにつながっていました。
さらに外します。
鍵盤を固定する金具
鍵盤の裏側
ピットマン(鍵盤を押すと下がるところ)とカプラー
2台分のオルガンのリード(修理のためにエマオに送られてきたもの)
リードのカバー
この金具を動かすのはストップ(リードの蓋が開いて、開いた部分にあるリードが発音する)
後ろ側のリード。右側に2段になっているものはチェレステという音色。高さの少し違う音を一緒に発音させることによってビブラートがかかる。
鍵盤を押さえたら動くところ。ここの蓋が開いて空気が通る。
一番はじっこが外れています!
木が割れていました。薄い木片を埋め込み修理しているところ。
空気の通り道、リードはこのように並んでいました。
ピットマンをセットして元に組み立て始めます。
また、伊藤園子先生に奏法のレッスンをしていただきました。オルガンの構造を理解した上で弾くということと、自然な呼吸ということが私の課題となりました。