今週の説教要旨(2020. 5. 31)

5月31日花

説教題「 お前たちは生きる 」
ヨハネによる福音書 14章 15節~17節
 ペンテコステを感謝いたします。聖霊が降臨した様子については、こどもさんびかの歌詞をご覧ください。93「お言葉信じ弟子たちが、ともに二階に集まって、ひたすら祈っている時に、天から聖霊くだります。聖霊受けた弟子たちは、ともに賜物分かち合う一つの群れに集められ、神の力に満たされる。力を受けた弟子たちはどんな悩みも苦しみも少しも恐れず伝え行く神の言葉の証し人。主のからだの教会が、こうして世界に広がった」。94「ふしぎな風がびゅうっとふけば、なんだか勇気が湧いてくる。イェス様のお守りがきっとあるよ。それが聖霊の働きです。主イェスの恵みはあの風とともに。心の中まで強められ神様のこどもにきっとなれる。それが新しい毎日です。わたしの命もあの風とともに。世界の平和もあの風とともに。」
使徒言行録2章の出来事を簡単に言うとこういうことなのです。「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、かねて言われていた聖霊が与えられた。すると、彼らは聖霊に満たされ、それぞれ一人一人生き返ったようになって、霊の語らせるままに、預言をするようになった。」預言とは宣教のことであります。
かねて言われていた通りというのが、詩編104:29,30やエゼキエル書37:1~14。またヨエル書3章。極めつけがヨハネ14:15~17を開けば心に響いてきます。
例えばエゼキエルのその箇所でわかることは、枯れた骨さえも、主の言われた通りに生き返るということです。但し、誰かが、主の言葉を聞いて、預言してその通り語ってこそ、枯れた骨が生き返るのです。語ってみてください。その誰かとは誰でしょうか。私たちではないでしょうか。では、なんと聞いて、枯れた骨たちになんと語るか。「霊よ、四方から吹きつけよ!」すると、彼らは生き返り自分の足で立ち、主こそ生ける神と知ることになるというのであります。神、共にいます、とは甘えではなく、これを知って生きることです。主を信じて聖霊を受けた私たちは、さらに求めましょう、今日も。聖霊よ、来てください、何度でも語って生きていきましょう。