宣教への招き(2021.05.30)

5月29日花

宣教への招き
宣教題「 神の豊かさ 」 
マタイによる福音書 11章25~30節

 2000年前のあの日、ペンテコステにイエス様が約束されていた聖霊が降臨しました。その日以降、聖霊はいつも絶えることなく恵みの雨のように降り注がれています。その日以降、「主の御名を呼び求める者は皆、救われる」ようになったのです。  
神は、イエス・キリストの十字架の犠牲によって人間の罪の贖いを完遂し、イエス・キリストの復活はすべての人間に罪の赦しと救いをもたらした。イエス・キリストの昇天と聖なる霊の降臨は大いなる救いの契約の完成。すべての人間に対する父なる神の恵みと救いの認証であったのです。聖霊は神の恵みと救いのしるしです。その日からすべて主の名を呼び求める者、すべて主のみもとに立ち帰る者はこの聖霊という救いのしるしを値なしに受けているのです。なんという恵みでしょうか。もはや律法を守らなければ救われないとか罪を改悛しなければ天国に入れないとか、正しく生きなければ滅びてしまうという言葉が効力を持たなくなったのです。人はただ主のみもとに心から立ち帰るならば、罪は赦され救われることになったのです。
旧約聖書に、来るべき時に結ぶ神と人との新しい契約について、こんなふうに書かれています。あなたがたは契約を破った。だがわたしはあなたの悪を赦し再び罪を心に留めることはしない。これからは律法を与えてこれを守れと言うかわりにわたしは、あなたがたの心に律法を授け、心にそれを記す。だからおのずとあなたがたは私を神と知り、それを行うことになる(エレミヤ31章)。またその心をさえ、神ご自身がくださるとエゼキエルは言っています。わたしが新しい心をあなたがたに与える。新しい霊をあなたがたの内に置く。人が自分でそれを努力して獲得する類のものではない。そのようにして、あなたがたはわが民となり、わたしはあなたがたの神となる。これが新しい神と人との契約である。聖霊はこの契約のしるしだ。
神はまさに恵み深く、圧倒的で一方的な憐れみと愛をもって待っていらっしゃる。悔い改めれば救われるというのは順序が逆なのだ。救いをもってもう待っていらっしゃるので立ち帰ることができるのである。なんという無条件の神の豊かさよ。

こどものための小説教と宣教をYouTubeに公開します
こどものための小説教
https://youtu.be/_7WdALlJqSI
宣教「神の豊かさ」
https://youtu.be/L5xN0Ih2qIE