宣教への招き(2021.09.19)

9月18日花②

本日の宣教への招き 
 本日の聖書はおよそ三つのエピソードが出てくる。一つ目は主イエス様が子ども達を招いて祝福した。天の国はこのような者たちのものだと教えた。二つ目は一人の男が主イエスに自分から近づいて来たのだが、祝福を受けずに自分から立ち去ってしまった。しかも悲しみながら。永遠の命を得るにはたくさんの財産を持ち過ぎていたようである。三つ目はイエス様と弟子たちの密な会話で、なにかしらの幸福感が漂っていると読む。弟子たちは自分たちが天の国に入れると思っていないけれども、とりもなおさず今イエスと様と共にいる。財産を捨てようとしたわけではなかった。主に従って歩いて祝福され嬉しくて主イエスと共に人々に仕えきただけだ。それしかなかったし、それこそ幸いだった。恵みだった。
 さて、日常の中でいろいろな聖書の読み方があると思います。読みたくてがつがつ読む。日課として少しずつ読む。思い出して読んでみてしみじみ感謝する、感激して嬉しくなる他・・・
子どもの頃、教会学校で訪問に行った先のおばあさんが、日曜日の礼拝のために一週間生きているから、ちゃんと聖書や讃美歌を読んで準備するのだよと教えてくれたことを思い出す。大人に混ざって礼拝に出るようになると、皆がそのようにしているのがわかり、読んでこない時は恥ずかしくて、礼拝開始前に急いで読んだ。   
週報での予告は、その伝の如く大切で、次の週の初めの礼拝のために、この一週間準備するために掲載しているということになる。皆さんもそんな一週間の過ごし方ができるといいと思います。主日の備えをして次の日曜日を迎えましょう。
讃美歌も最近は司会者のみ1節だけ朗読等としていますが、勿論讃美歌は全節通してこそ一曲の讃美歌です。前もって全節を読んでおいて、あるいは家で歌って備えるとよいと思います。主日礼拝時には会衆各自が全節を再び思い起こして奏楽の賛美の中で深く味わい共に神を讃美するのです。

今週のこどものための小説教と宣教をYouTubeに公開しています。
こどものための小説教
https://youtu.be/_QNjEkFq7Xw
宣教「天の国とは」
https://youtu.be/DEaouZqRVHM