宣教への招き(2022.10.23)

10月22日花②

宣教への招き  
イエス・キリスト降誕の前、その名もずばり降誕前節は父なる神の愛を想起する期節。父なる神とは創造主ですので、降誕前節はすべてのものの造り主なる主の恵みに感謝して、降誕される救い主・子なる神を待ち望む期節ということになります。
讃美歌21-223の歌詞は清貧の聖者アッシジのフランチェスコがキアラの園で死の前の1年間に心からほとばしり出た「太陽のうた」で、すべての被造物とともに、ハレルヤ、造り主をほめたたえよ、と歌っています。田辺保訳で紹介します。
いと高く、いと強き主、わが神よ、賛美も栄えも、ほまれもみな主のもの、豊けき恵みも。  主にこそ、すべてはふさわしい。いと高き主、誰一人ひとは口にする資格もない、主のみ名を。  主をこそほめたたえよ、すべての被造物とともに。わけても特に、兄弟なる太陽とともに。朝が来る、主こそはまことの光のみなもと。美しい太陽、燦然と輝くその光。いと高きにいます主、太陽こそは主のしるし。
主をこそほめたたえよ、姉妹なる月、星のため。大空に、月、星をつくってくださったのは主。きよらかでいとおしく、とてもきれいに。  主をこそほめたたえよ、兄弟なる風のため。空気のため、雲のため、澄んだ空、またすべての季節のため。季節こそは太陽に、被造物に、生活の支えとして与えられたもの。  主をこそほめたたえよ、姉妹なる水のため。水はとても役に立って、つつましく、大切、そしてきよらかだ。  主をこそほめたたえよ、兄弟なる火のため。夜の闇を照らすため、与えてくださった火。きれいで、陽気で、たのもしくて、強い。  主をこそほめたたえよ、姉妹で母なる大地のため。われらを支え、われらをはぐくみ、いろんな果物を産み出してくれる、色とりどりの花や野の草も。  主をこそほめたたえよ、主を愛すればこそ人をゆるす心を持った人のため、苦しみや悩みを耐える人たちのため、平和のために苦しめられる人々はさいわいだ、いと高き主が、むくいてくださる。  主をこそほめたたえよ、姉妹なる死、からだの死のために。生きる人間はひとりも死を逃げられぬ。死に至る罪の中で死ぬ人々はわざわいだ。  死のとき、主のきよく聖なるみ心のままの姿とされている人々はさいわいだ、第二の死も、その人々にはなんのおそれもない。 主をほめよ、主をたたえよ、主に感謝せよ。心からへりくだって主に仕えよ。
 人生の要諦はつまり第一のことを第一にする(ルカ12:31)ことだと思います。

こどもたちへの小説教(十字架わが力)
https://youtu.be/FdHQQvebBP0
宣教「 汝の造り主を覚えよ 」
https://youtu.be/oMDsJnVK2-s