宣教への招き(2025.2.9)降誕節第7主日

2月9日花④

宣教の招き  しかし、あなたがたの目は見ているから幸いだ。
あなたがたの耳は聞いているから幸いだ。
 悔い改めよ。天の国は近づいた!と福音を携えて到来したイエス様は、天の国について、しばしばたとえによって語りました。たとえは天の国の秘密を言っているのであって、それは、分かる人にはどんどんわかるようになるがわからない人にはどんどんわからなくなる、と今日の聖書は語る。つまり天の国の秘密は、気前の良い主人のプレゼントのようなもので、喜んで受け取る人々にはもうたいへんな喜びだが、そうでない者にはそれは裁きと厳しさとして受け止められるということだ。 
宣教前期のイエス様のたとえは牧歌的でおおらかとも言えるが、16章に死と復活の予告があり、迷い出た羊のたとえ以降は切迫感とメッセージ的性格を帯びて来る。愛ゆえに狂おしい天の父の御心を教え諭して猛烈に立ち帰りを語るようだ。最後は、目を覚ましていなさい、と最期の言葉を遺し、あとは実際の十字架だけが「天の国の秘密・父の御心」として差し出された。思えばすでに預言者エゼキエルは語った。わたしはあなたの前に道を置く。「命の道」と「滅びの道」だと。
主よ、あなたの道をお教えください(招きの言葉)とはイエス様ご自身の主なる神への祈りなのだと思う。そのイエス様にならって進もう。今日、礼拝に集ったわたしたちにイエス様は、「幸いなるかな」と言ってくれているのが聞こえないか。
聖書に親しむクイズ・イザヤ書~「わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり」
問題1 主の考えや行いの意味で使われている語に当てはまらないものはどれ?
1. 思い
2. 種
3. 道      関連聖句 イザヤ書55:8~13
 問題2 主のための記念となり絶たれることのない永遠のしるしとなったのは?
1. いばら・いらくさ
2. 糸杉・ミルトス
3. 黒種草・クミン      関連聖句 イザヤ書55:8~13

こどもたちへの小説教(かなしいことがあっても)
https://youtu.be/JLOYi1LucqQ
宣教「たとえで語るキリスト」
https://youtu.be/QCXPmMhADTw