今週の説教要旨(2018.11.4)

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説教題「 勝利 」
コリントの信徒への手紙一 15章50~58節

ちいろば牧師で有名な榎本保郎牧師は、教会に行っているのに暗い顔をしている人の状態を、「神経衰弱」をもじって、「信仰衰弱」と呼びました。私たち自身、「信仰衰弱」に陥っているようなことがないか気をつけなければなりません。
本日のテキストでは、教会の信徒たちの「復活」がテーマとなっています。使徒パウロは、イエス・キリストの再臨の時、亡くなった者は復活し、生きている者も、朽ちることのないものに変えられ、永遠の命にふさわしい体が与えられると述べます。さて、私たちはこの「永遠の命」にあずかっている喜びにあふれているでしょうか。
本日の永眠者記念礼拝は、原町教会が119年目を歩む道のりのなかで、私たちに永遠の救いを証しされた信仰の先達を思い起こす時です。信仰の先達は、身をもって「永遠の命」の救いの信仰を証しされました。その信仰に心打たれ、聖霊の導きによって継承した方々によって、教会の歴史が紡がれてきました。私たちも先達の信仰に感動し、そこに真実を見いだします。今この時、私たちがこの信仰を継承し、私たちの救いの喜びをもって、信仰の証しをおこなっていく番です。