宣教への招き(2023.6.11)

6月10日花③

宣教への招き   
みなさんは、救われたい、と願ったことがありますか?そんなことを思うのはよほどの時のことでしょう。そんなとき、「主の名を呼び求めるものは、皆救われる」と聞いたなら、みなさんならどうするでしょう。
八木重吉というクリスチャン詩人は1898年生まれ、宮沢賢治と同時代の人で賢治より6年早く逝去しています。八木重吉は東京高等師範学校在学中にイエス・キリストを信じ、24歳で結婚しますが3年後に肺結核を患い1927年に30歳で亡くなりました。彼の詩は今も多くの人々の魂を潤し、救い、疲れた人に生きる勇気と希望を与え続けています。私も「貧しき信徒」や「神を呼ぼう」を新教新書で何度も読み返し、その純粋なキリスト信仰に養われ、目を覚まされ、ほろりと気づかされ、悔い改め、やがて救いへ道を開かれた一人です。苦しみの中で神を呼び求めるときキリストに出会う。罪のないキリストが自分の罪を背負って十字架で身代わりに死なれ、そして墓を打ち破ってよみがえり今生きておられるキリストに出会う。自分をキリストに投げ出し、キリストの愛に包まれて、心貧しく生き、病気に勝利して、永遠の命の希望のうちに召されていく。そんな道筋をさやかに示されます。
「みんなも呼びな」 八木重吉
さて あかんぼは
なぜに、あん、あん、あん、あん なくんだろうか
ほんとにうるせいよ
あん、あん、あん、あん
あん、あん、あん、あん、
うるさかないよ、うるさかないよ
よんでるんだよ
かみさまをよんでいるんだよ
みんなもよびな
あんなにしつこくよびな

宣教 「神を呼ぼう」
https://youtu.be/REM5jkj_dlk