宣教への招き(2023.7.16)

7月15日花②

宣教への招き       Akashi      仙台南伝道所牧師 加藤秀久
私がイエス様を救い主として受け入れたのは、19歳の春でした。教会に行くきっかけを与えてくれたのは、兄の勧めによるものでした。とにかく教会はいいところだから、騙されたと思って行ってくれというものでした。そして何度かキリスト教の伝道集会に出席をしたり、教会の礼拝に出席したりするうちに、私は次第に、神様は本当にいるのではないかと感じ始めていきました。そして当時通っていた教会の牧師に洗礼を受けたいと告げ、私は洗礼を受けました。
教会では様々な奉仕活動に参加しましたが、その中でも特に印象深かったのは、賛美チームに属して賛美リーダーの奉仕をしたことでした。教会の礼拝賛美の中で会衆を神様の臨在に導くというものでした。その賛美の奉仕をしていくうちに若い人たちに伝道して行きたいという気持ちが沸き上がり、牧師とカナダ人の宣教師に献身をしたいという相談をしました。さっそく何校かの神学校を探してみましたが、当時の私には、入学金や授業料を支払う経済力がなく、神学校へ行くことはありませんでした。
その後、家の家業を継ぎ、働いていましたが、私が40歳の時、母親の体調不良により、会社を辞めて、アルバイトをしながら、弟の家をリフォームしていました。その時、あの2011年3月の東日本大震災が起こりました。
この出来事は、神様が、私に再び献身をしたいと思い起こすきっかけを作って下さいました。東北の被災地で知り合った多くの人たちは、私たちクリスチャンが日本中、世界中から被災地に来て、なんの見返りも無くボランティアをする姿を見て、イエス様を信じたい、信じてみたいという気持ちになって下さり、イエス様を救い主として受け入れて下さいました。私はこのような光景を見ていると神様のことを、イエス様のことをもっと多くの人たちに伝えたいと思うようになりました。それは私の心の中にしまい込んでいた献身の思いを、再び思い起こすこととなりました。
そしてその後、神学校に入る決心をして、神学校でも6年間の学びをし、2020年4月に仙台南伝道所に赴任することとなります。
私には、まだ、かけの多いところがありますが、そのつど、たくさんの出会う人達の支えにより、今があることに神様に感謝しております。

こどもたちへの小説教
~本日はゲストスピーカーのためこどものための小説教のビデオはお休みです。~
宣教 「主の計画を知る」
https://youtu.be/8ecuAv7y_1c